Monday, August 19, 2013

誰にも話さない真夏の楽しみ


日差しが容赦なく照りつける今年の東京は、僕にはとても愉快で楽しい。
夏は暑くて白昼夢の世界観たっぷり。
若い頃、真夏の光の明暗を最も楽しめたのは直射厳しい昼下がりのヒスパニック居住区で、南米エルサルバドールレストランで遅い昼食をとり、外へ出るときだ。 ほとんど夜に近い暗さの店内から、南カルフォルアの強烈な陽光の中に一歩足を踏み出すと、視界は真っ白、目が慣れるにつれ飛び込んでくる、痛んだアスファルトが蛇のように伸びるサンセットブルーバードの
埃っぽい町並み。手作りのサルサソースはとてもフレッシュで、深みのあるスパイシーなテイストが口の中に余韻を残している。この焼け付くような季節にスパイシーなものを食べると、汗が噴出し
放射冷却現象で体が涼しくなるのだ。元気になり、自転車にまたがると乾いた風を受けつつ、セントラルダウンタウンからベニスビーチまで一気に走りこんでしまえる。後はビーチ沿いのカフェラウンジで昼寝。酷暑のなか人間が一日にできることはこれくらい。 
こんな暑い日は東京でも、同じスタイルがいいが日常の世田谷では、LAというわけには行かないので、リサーチ、と家族の隙をついてビバーク。
今日は子供を早朝に幼稚園保育へ送り届けた後、自転車で近くの平均的に落ち着けるカフェにビバーク。 2時間あまり本を読んだ後昼前の強烈な日差しを楽しみに外へ、、、。

 

しかし、
ある大学の工学部助教授が書いているが、
”楽しみや趣味というのは、友達を作るためのものではないし、友達がいないと楽しめないものでもない。誰かと競うものでもないし、勝ち負けを争うものでもない。ただ、純粋に自分が楽しくてしょうがないのだから、それで充分なのである。旅行に行っても写真は撮らないし、帰ってきてもだれにもどんな風だったか話していない。人に話さないと楽しめないというのは、本当のたのしみでない。”
まさにそうだと僕は思う。
実際、ロスに短期観光に訪れていた日本人の知人を誘ったら、観光地に来て、みすぼらしい南米レストランで食事、その後自転車で10キロ以上猛暑の中走らされて、何が楽しいんだと きれられてしまった。あれほど楽しいのに、、、、それからは真夏の楽しみを人には話していない。